
マレーシア/クアラルンプール(2009年12月10日~15日)
たった1週間の滞在中に、ではありますが、
ぼくらがクアラルンプールのチャイナタウン界隈で食べた、
おいしいごはんベスト5です!

第一位は、クレイポット・チキンライス!
Sultan通りの真ん中へんの屋台の、土鍋チキンライスです。
ここは、到着した日にチャイナタウンまで連れてってあげるよ!と、
案内してくれたおばちゃんが、「ここ美味しいよ」と教えてくれた屋台。
鶏肉とごはんと、特徴的な黒いをタレを、
クレイポットで直火にかけた、土鍋焼きまぜごはんです。
鶏肉のやわらかさと、黒いタレの少し生姜のきいた独特の風味が絶妙です。
クレイポットの底には、少しおこげになったごはんがおいしい!
絶品でした。合計2回食べました。また食べたいです。

クレイポット・チキンライスは、RM.7(約180円!安い)。
このお店は、最初にチキンライスと、野菜炒めと、シーフード焼きのセットの写真を見せてきて、
(たしか)RM.48(約1200円)だと言ってきます。
しかし、よくよく聞けば、
チキンライスがRM.7、野菜炒めがRM.6、シーフードがRM.20だといいます。
他に、飲み物やスープが写真にはありました。
セットで頼まなくても大丈夫で、ぼくらは、2人でチキンライスを1つだけ頼みました。
量もしっかりあるので、十分満足。2人でRM.7(約180円)でした。

第二位は、勝記のクレイポット・パール・ヌードルです!
まるでうどんのような麺ですが、たぶん小麦粉か片栗粉に、米粉とか、
そういう感じの、やわらかもっちりな食感の麺でした。
甘辛ひき肉味噌と、生卵の黄身をまぜあわせて食べる、絶品うどん!
麺は短く、やわらかめですが、若干、釜玉うどんのような感じもあり、
相当、日本人の舌に合う料理だと思います。
このお店も、Sultan通りにあります。真ん中より少し南側。
屋台ではなく、「勝記」というお店です。

昼は、RM.8(約210円)。(夜だと値段が違うような感じでした)
いっしょに注文した、中国茶は、RM.0.5でした。

第三位は、永興の什飯(ミックス・ライス)です!
お店や屋台では、「ナシ(ごはん)」だけで通じてしまって、
正式な呼称がいまだにわからないのですが、
マレーシアで最もポピュラーな、ごはん+おかずのスタイルです。
この「永興」は、とあるサイトで紹介されていたので、行ってみたら、
ほんとに美味しかったです!
まず、お店の人が、皿にごはんをよそってくれます。
そのごはんに、自分で好きなおかずをのせるシステム。
ただし、いろいろ暗黙のルールがあって、なかなか難しいのです。
基本的には、おかずを1品増やせば、その分、代金が増えますが、
おかすのトレーの「汁」だけを、ごはんにかけてもよくて、それは無料です。
地元の人のよそり方を見ると、オカズ1~2品に野菜、汁をたっぷり、
というのが一般的のようでした。
どのオカズがいくらなどという表示はなく、
どこまでよそって良いかもわからず、
最終的な合計金額の算出は、お店の人の目分量(?)。

ぼくらは、ぜーんぜんシステムを理解してなくて、
バカみたいに、全種類のおかずをよそりました。
それで、RM.12(約310円)。
ふつうは、おそらく、RM.6~8ぐらいのはずです。
どうも、ぜんぶ美味しそうにみえちゃうし、
バイキングと勘違いしちゃって、つい、いろいろのっけたくなります。
そして、どのおかずもめちゃくちゃ美味しいのです。
お肉も野菜も、カレーのようなスパイシーな汁も。
マレーシアでは、このシステムのお店はどこにでもあって、
中国系、インド系、いろいろあって、ほんと楽しいです。

第四位は、麗豊茶氷室のカヤ・パフ(ココナッツ・パイ)です!
チャイナタウン散策の途中でみつけて、何度も食べた、ココナッツパイです。
何箇所かで食べましたが、この麗豊茶氷室のが、一番美味しかったです。
麗豊茶氷室は、Tun H.S.Lee通りとCheng Lock通りの交差点にあります。
お店の前に、若い女の人やおばちゃんがたむろしています。
他にもいろんなお菓子が売ってますが、昼間しか売ってません。
昼食時がすぎると、お菓子は終わっちゃうみたいです。
ここのココナッツ・パイは、RM.1.2(約30円)。
最終日に食べれなくて、にちこさんは残念がってました。

第五位は、アロー通りの水記飯店で食べたラクサ(?)です!
ガイドブックには、マレーシアのポピュラーな麺料理として、
ラクサが紹介されていますが、実際に現地では、「ラクサ」という名前は、
ほとんどみかけません。シンガポールでは少しみかけました。
この水記飯店は、僕が思うには(ちがうかも知れませんが)創作ラクサのお店で、
いろんなアレンジの、ラクサ的なスープ・ヌードルが食べれるお店です。
ここが一番、混んでたので入ってみました。
食べたのは、トム・ヤム・ヌードルと、白湯シーフード・ヌードルです。
これに、ミルクティーを注文して、合計RM13.5(約350円)でした。
トム・ヤム麺のほうは、超極細の春雨のような麺で、
白湯のほうは、太目のラクサ的な麺ですが、なぜか妙に短い麺でした。
両方とも、スープがとても美味しかったです!
白湯のほうに入っていた、揚げた魚もなかなかでした。
★追記修正!
第五位の麺料理について、通りすがりさんにご指摘頂きましたので、
上記原文はそのままで、以下に追記修正させて頂きます!
上記の麺はラクサではなく、
白湯の方はフィッシュヘッドスープ(本来はこっちをビーフン麺で食べる)で、
もうひとつトムヤムスープでした。
トムヤムの太めの短い麺は、ローシーフン(ねずみの尻尾)という麺なのだそうです。
そもそもラクサは、カレーかアサムのどちらかだそうで、
上記の2種の麺はつまり、ラクサではありません。
失礼しました!
そんな感じで、クアラルンプールなベスト5!を紹介してみましたが、
惜しくも選外、もしくは、いずれ改めて紹介すべきその他の美味しいものも、
もちろんいろいろ食べました。

シンガポール以来、僕らの舌を虜にしている、
インド系朝ごはんの定番、ロティ・チャナイ。
クアラルンプールでも発見しました。

チャイナタウンの、パサール・スニ駅前にあるこのインド店。
ここでも、ナシ+オカズを食べました。美味しかったです!
それから、マレーシアはココナッツ系が激ウマです!

にちこさんは、ココナッツクッキーにはまっていて、
ぶーは、ココナッツジャムにはまっています。
いまや、両方とも常備してるほどです。
それにしても、
マレーシアで、ここまで美味しいごはんを
満喫できるとは予想外でした。
この調子で、タイやベトナムへ行ったら、
どうなってしまうのか。
さらにその先には、
本場、中国とインドが待っているというのに…。

ブログランキング投票1日1回クリックご協力お願いします!