
マレーシア/ペナン島(2009年12月16日~24日)
ぶーとにちこの次なる目的地は、
2008年に世界遺産登録された、ペナン島のジョージタウンです。
とはいえ、ここが世界遺産だったとは、
現地についてからネットで知ったのですが。
1786年、東インド会社のフランシス・ライトが、
東南アジア進出の拠点として入手したペナン島。
その、中心地であるジョージ・タウンには、
海峡植民地時代から残っているのでは??というような、
大航海時代の面影溢れる建物が、街のいたるところに現存しています。

その、建物たちが、
ひじょーにかわいらしく、ひじょーにロマンチックで、
素晴らしいです。

ボロボロになりつつある、
コロニアル調の建物の、窓やタイルの、かわいらしいデザインと、
中国語やマレー語の、生活感あふれる看板の、
なんともいえない、ミックス具合がたまりません。

にちこさんは、散歩するたびに、
この家に住みたい、あの家に住みたい、
と言っています。

実際、今でもこの街の人たちは、
そこに住み、お店を営んで、暮らしています。
僕らも泊まった安宿も、
そんな建物の一角にあります。
(中身はふつうに安宿ですが)

さて、話は前後しますが、
そんなペナン島へ、
クアラルンプールから長距離バスで移動しました。
しかし今回僕らは、このバス移動で大失敗をしました!

KLチャイナタウン近くの、プドゥラヤ・バスステーションからバスに乗ります。
バスターミナル内に並ぶ、バス会社のカウンターで
チケットを購入し、長距離バスへ乗り込むわけですが、
問題はそのチケットの行き先。
クアラルンプールから、ペナン島のジョージタウンへ行きたい場合は、
ペナン島行きのチケットを買わないこと!
バタワース(ペナン島の対岸の町)行きのチケットを買って、
バタワースからフェリーでペナン島へ行くようにした方がいいです!

理由は、ペナン島に到着してはじめてわかります。

ペナン島行きのチケットは、RM35で、バタワース行きは、RM31です。
プドゥラヤ・バスステーションのおっちゃんも、バタワース行きも薦めてました。
所要時間は、約6時間。
バタワースまでのチケットを買った人は、
バタワースからペナン島への、フェリー乗場のすぐ近くで降ろされます。
フェリーでペナン島までは、コインでRM1.2。約10分でペナン島へ到着します。
ペナン島のフェリー乗り場を降りれば、そこはもうジョージタウンです。

しかし、ペナン島行きチケットを買った人(僕ら)を乗せたバスは、
その後、大きく迂回して、はるか南のペナンブリッジを渡ります。
そしてなんと、ジョージタウンには行かないのです!
ペナンブリッジを渡った辺りの、
小さなバスターミナルが終点で、
そこに、タクシーが待ち構えています。
つまり、タクシーに乗らないと、ジョージタウンまで行けないという寸法です。
(ローカルバスもあったのでしょうが、着いたばかりでわかりませんでした)
ジョージタウンまで歩ける距離ではありません。
いやー、やられました。
タクシー代は、RM25と言っていたのを、
RM15までまけさせましたが、悔しいです。
そんなわけで、
ペナン島は、出だしでつまづいてしまいました。
その後も、最初に泊まった安宿で、
南京虫かダニかなんなのか、わからなかったけど、
なにかの虫にやらてしまったりして大変でした。

しかし、最終的には、ペナン島もとても過ごしやすく、
またしてもごはんが安くて美味しい、とても良いところでした。
のんびりしすぎて、8泊もしてしまいます。
今回の旅での、最初の出会いもあったりして、
それなりに充実してたと思います。
そのへんは、また次回。

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