
ベトナム/ホイアン(2010年2月5日~2月6日)
世界遺産の町、ホイアンは超観光地でした。
町並は素晴らしいのに、もったいない感じでした。
ホイアンへも、シンツーリストのバス(FIX)です。

ニャチャンを夜に出発し(結構遅れた)、
ホイアンのシンツーリスト前に早朝到着。
寝台バスではありませんでした。
ホイアンは宿が、良くありませんでした。
2軒しか泊まってないので、良い宿もあるのかと思いますが、
ぼくらの泊まった2軒は、どちらもイマイチ。
どうもぼくらは、観光商売をしているベトナム人と、
ソリが合わないらしく、2軒とも、宿の人の印象が悪かったです。
ダブルで1泊、$8の宿と$10の宿に1泊ずつ。
$10の部屋はそれなりでしたが、
$8は、屋根裏の、トイレの便座がない部屋でした。
また、ホイアンはしょっちゅう停電します。
停電すると、宿や店は、自前の発電機を稼動させます。
日本のテキ屋の横ですごい音をたてている、アレです。
アレのもっと大きい自家発電機を、停電に備えて、
各宿が常備しています。
ホイアンは、写真でみると、
とても雰囲気のよい、古民家の町並みを期待しますが、
実際行ってみると、結構な観光地でした。
観光スレも、ベトナムで指折りのスレ具合です。
世界遺産登録されている、ホイアンの町の古民家や、
黄色い壁の家々は、確かに素晴らしく、
それに関してだけは、本当にかわいらしい家屋達でした。

その家々には、
現在でも地元の人が暮らしているようでした。
惜しむべくは、
その家々の、ほとんど全てが、
お土産屋や、ツーリストカフェなど、
観光客向けのショップと化してしまっていること。
写真で見ると、そうひどくは見えないんですけど。

古い家々の建つ、
かわいらしい町並みを歩いても、
そこは、お土産物屋通りなんです。
もったいない。
ホイアンの町は、ゼロから観光のために
開発された町ではなく、もともとそこに住む人々が
暮らしていた町ですので、観光地化されていても、
観光客向けではない、おいしいものが見つかりました。
市場の中で食べた、カオラウです。

これは、本当に本当に美味しくて、
ベトナムを旅して食べた麺類の中で、
この店の、このカオラウが、No.1でした。
カオラウとは、ホイアン名物の黄色っぽいうどんです。
(伊勢うどんに似ていると言われているそうですが、そうでもなかったです)
汁なしあえ麺で、
ピーナッツや、ほうれん草など、かなり色々な具材が、
ハーモニーを織り成しているのですが、
印象はとても素朴な感じです。

市場の中の、小さな店の感じと、
カオラウを作るおばちゃんの感じががまた、
とても良かったのでした。
1杯、10000ドン(約50円)です。
もう1つ、市場内で美味しかったのが、ミニバインセオまきまき。
にちこさんが発見。

手のひらサイズのバインセオを、
野菜と一緒に、ライスペーパーに巻いて、
タレをつけて食べます。
1本、5000ドン(約25円)。
市場のおばあちゃん達と食べた、
このミニバインセオも、美味しかったです。
他にも、いろいろ食べました。

チェーは、もはやココナツミルクは全く入らず、
ねっちょり系のチェーばかり。

どこに行っても、学校の前は穴場です。
ホイアンの小学校前には、コーヒーがけプリン屋がいました。
コーヒーがけプリンは、5000ドン(約25円)

路上で食べた、焼き鳥まきまき。
これは、美味しかったんですけど、値段を勘違いして失敗。
1人前5000ドンかと思いきや、1本5000ドンとふっかけられてて、
10本食べたから50000ドン(約250円)になってしまいました。

ホイアン名物、ホワイトローズ。
ホワイトローズ発祥の店で食べました。
こちらも1人前50000ドン(約250円)。
まあ、それなりに美味しかったけど、
観光地価格ですね。
1つ、面白いものを見ました。
夕方、市場の奥の方で、
大音量の音楽が聞こえたので、
何かと、思ったら…。

市場のおばちゃん達が、
ドブロクか何かの、白濁した自家製の酒を、
全員、浴びるように飲みながら、
カラオケパーティーを開いちゃっていました。
大声で歌い踊り狂い、
イスからひっくり返り、隣のおばちゃんにからんで、
頭から酒をぶっかけあったり。
ベトナムは、「おばちゃんが強い」傾向がありますが、
そのたくましさを、目の当たりにしたようでした。
夕方、日も暮れかかる頃、
川の対岸から、ホイアンの町並みを眺めました。

川面に移る、家の明かりが、
ゴッホの絵のようでした。
夜のホイアンは、
それなりに情緒が出ます。

ライトアップされた日本橋(来遠橋)。
朱印船時代に、このホイアンにも日本人村があったそうで、
この橋は、当時、日本人がかけた橋なのだそうです。
ちなみに、
ガイドブックを見ると、この橋を渡るのに、
$10の観光チケットセットを買う必要がある、
と書いてありますが、買わなくても見れるし、
たぶん渡れます。

ぼくらは、バカ正直に2人で$20も払って、
チケットを買ったのですが、橋では誰もチケットチェック
されていませんでした。
あ、それから、
そこまで時間がなかったのでちゃんと見なかったけど、
ホイアンでは、オーダーメイドが盛んなことでも有名です。
服や、コートや、靴などが、
安く、オーダーメイド可能なお店がたくさん。
どこも、同じサンプルを店頭に並べてましたが、
東京で着れそうな感じのものもありました。
皮のブーツとか、
にちこさんは、作ってもらいたがってました。
という感じで、ホイアンも2泊のみ。
次は、フエです。

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