
ベトナム/ハノイ(2010年2月10日~2月12日)
ハノイには、あまり滞在しないつもりでしたが、
美味しいものを食べ、水上人形劇を観て、わりと楽しく過ごせました。
ハノイにも、シンツーリストのバスで行きました。

フエのシンツーリスト前から、
夕方18:00発の予定が、30分押しで出発。
ハノイ到着は、翌朝早朝でした。
このハノイが、シンツーリストバスの終点です。
やっと、FIXバスチケットから解放されます。
ハノイ1泊目は、客引きについて行った汚い宿でしたが、
2泊目は、リアルダーリンカフェで、$8でした。
ハノイに着いて、いの一番にしたことは、
サパへ向かう鉄道チケットの確保です。
最大の懸案事項である、
ベトナム旧正月が目前に迫っているので、
1日でも早く、サパ入りする必要があるのです。

切符は、宿でも勧誘されましたが、
ハノイB駅まで行って、自力で購入。
必要事項を紙に書いて渡せば、窓口で買うのも簡単です。
ソフトシートで、1人16万4000ドン(約820円)。
ハノイB駅20:35分発~ラオカイ駅翌朝5:00着。
サパへは、ラオカイという駅から、乗合バスで行けます。
ラオカイへの電車は、ハノイB駅(ハノイ駅の裏にある)
から出ていて、切符もB駅のチケット売場で購入可能です。
本当は、翌日の切符が欲しかったのですが、
ぼくらは、翌々日の切符しか買えませんでした。
というわけで、
ハノイに2泊することになりました。
ハノイの安宿街は、ハノイ36通りと呼ばれる、
道が入り組んでごちゃごちゃした地区にあります。

この36通りを徘徊して、いろんなものを食べました。
36通りを南側に抜けると、
ホアンキエム湖という小さな湖があります。

36通りを、うろうろした後は、
この湖のほとりで、休憩してました。
湖で休憩するたびに、
ここのアイスを買って食べてました。

湖の南端にある、デパート。
この中のスーパーにもよく行きました。
それから、ナゾの出来事が。
湖のほとりを歩いていたら、
突然、知らない男の人からバラの花束をもらいました。

ナゾです。
ハノイでも、あまり観光らしい観光はしていませんが、
時間があったので、少し観光しました。

ホーチミン廟は、外側だけ見に行きました。
ベトナム革命の父、ホーチミン氏の遺体が
安置されている廟です。
それよりなにより、水上人形劇を観に行きました。
これは、なかなか良かったです。
カメラ持込み料を払うようにと、
入口に注意書きがありますが、またもチェックがありません。
客のほとんどは外国人観光客ですが、
ツアー客も混ざるので、けっこう満席になってました。
開演前に、一弦琴のソロライブがあるのですが、
これが、なかなか聴き応えがあって良かったです。

そして、劇中のBGMや効果音も、民族楽器の生演奏なのです。
セリフやナレーションも、ライブです。
なかなか贅沢な人形劇です。
劇は、ショートショートのオムニバス構成でした。
十数本の短い劇が上演され、合計1時間弱です。

最後には、人形操者もご挨拶。
この内容で、1人40000ドン(約200円)は安い!
水上人形劇はオススメです。
ベトナムの観光で一番満足度が高かったかもしれません。
首都ハノイは、さすがに食べ物屋が充実していたので、
いろいろ食べ歩きました。
ハノイで一番美味しかったのは、コレ。

路上でおばちゃんが作っていた、肉ごはんです。
ごはんはモチ米です。
その上に、角煮肉と、タマゴや練り物をのせ、
美味しいタレをかけるだけ。

めちゃくちゃ美味しくて、
3回ほど食べに行きました。
もう1軒、リピートした店がココ。

ここも路上の店です。
鳩料理と、ステーキが人気の店でした。
ぼくらが気に入って食べたのは、
フォー・サオ・ボーという、焼きそばならぬ、焼きフォー。
細麺がおいしいのです。
具もたくさんのってて、満足感がありました。
もう1軒、路上の麺。

ちょっと変わった平麺に黄色いスープで、
具が、魚なんです。この魚が美味しかったです。
ここは、朝ごはんで2回ぐらい食べました。
それから一番美味しかったスイーツがコレ。
これも路上売りのおばちゃんから買ったもの。
なんか、美味しかったのは全部路上だなあ。

やわらかい大福のような皮と、
ココナツと黒ゴマの上品な具が、最高でした。
このおばちゃんは、歩いて移動して売ってたので、
ばったり出会ったときしか買えませんでしたが、
それでも、2回か3回食べれました。
ハノイといえば、フォーです。
フォー・ハノイと言うとおり、フォーはハノイの名物です。
が、その割に、フォー屋は少なく、あまり食べれませんでした。

食べたのは、老舗のザートゥインという店ぐらい。
煮込んだ肉のせフォー・ボー(20000ドン、約100円)。
ニャチャンほどじゃないけど、美味しかったです。
ドンスアン市場にも行きました。

ぼくらが行ったタイミングでは、
食堂エリアは終わっていたので、
市場周辺の屋台を物色。

春雨ヌードル(20000ドン、約100円)や、
ミニバインミー(2000ドン、約10円)を食べました。
ハノイの屋台や食堂をのぞくと、
ソウメンのような米麺を多く見かけます。
たくさん見かけるので、
ぼくらも試してみました。

つけソウメンはまだしも、
厚揚げソウメンは、ちょっと美味しくなかったです。
でも、ハノイの人は好きみたいで、
みんなこれを食べてました。
ハノイには、チェー屋も少なかったです。
路上でおばちゃんが作るチェーは、あまり美味しくなく、
36通りでかろうじて食べれたチェーはこの2つ。

フルーツチェーは、ほとんどカットフルーツで、
白玉チェーも、チェーっていうか…中国スイーツです。
フエに続き、ハノイでもワンタンメン食べちゃいました。

ワンタンメンの麺は、
九州のトンコツラーメンの麺そっくりでした。
ハリガネで食べたくなる感じです。
ちょっとハマります。
ハノイは、そんな感じでした!
さて、
2月14日の旧正月の前日、
つまり、旧正月の大晦日の日に、
ぼくらは、ハノイを後にしました。
ホーチミンからハノイまで、
駆け足で北上したのは、すべて、
旧正月をサパで過ごすことに、
照準に合わせた結果です。
ぼくらのベトナムの旅は、
ここからが本番でした。
次は、サパです。

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