
ベトナム/サパ(2010年2月13日~2月19日)
モン族の村でホームステイしました。貴重な体験でした。
前編に引き続き、日記形式です。今回はいつも以上に長編です。
2月16日(火) ラオチャイ村へ。
今日は、ピンちゃんとの約束の日。
モン族の村へ行く日だ。
部屋は引き払わず、荷物は部屋に置いていく。
しかしなんと、外は雨。
濃霧で小雨が降っている。
にちこさんショック!
これでは、村へ行く道中の棚田の景色は無理そうだ。
朝9時、ピンちゃんが宿に迎えに来る。
天気が悪いから、明日に出来ないか相談してみるが、
サパは雨だけど、村は降っていないから大丈夫だという。
とりあえず出発。村までは歩いて行く。
市場で、夕食用の野菜をピンちゃんが買出し。
ピノキオGHや、最初の宿の前を通り、
坂を下って、サパを出る。

しばらく歩くと、ゲートがある。
入域料1人15000ドン(約75円)。
目的地は、ラオチャイ村だ。
村まで、徒歩で約2時間。約5km。
道は、舗装されている。
ゆるやかな坂を下っていく。
なんとなく、民族さんの村のほうが
山の上にあるイメージだったけど、
サパの方が、標高は高いのだそうな。
歩けど歩けど、濃霧は晴れず。
晴れていれば、棚田が見渡せたはずなのが残念。
小雨が寒い。
途中、たくさんのモン族とすれ違う。
ピンちゃんは知り合いと会うと少し立ち話。

いつのまにか、女の子が3人、ぼくらと一緒に歩いている。
村まで一緒に行くのかな。
ラオチャイ村の入口に到着。
ここから舗装された道を外れ、
更に下って、村へ向かう。
村の入口には、モン族がたむろしてて、
ツーリストに「村へよってけ」と声をかけている。
ここまでは、一本道だ。自力でも来れそうだった。
坂を下って、橋を渡って、村へ。
寒くて凍えそうだ。
道は、泥の道になり、
濃霧の中から、棚田や水牛があらわれ始める。

湿った空気に、家畜の臭いが混ざる。
子供たちが泥まみれで遊んでいる。
もうここは、モン族の村だ。

小さな川の流れを利用した、
ししおどしの仕組みの、水車脱穀をしている家がある。
時間がかかるので、オケ一杯程度の量を、
1日に、2回しか脱穀出来ないらしい。
ピンちゃんが、道端の葉をむしって、
「インディゴ」だと教えてくれる。

藍染の原料だ。
こんな葉っぱだとは知らなかった。
この葉っぱは村のいたるところに生えている。
これを使って、モン族は、
自分達の民族衣装を藍色に染めているのだ。
藍染の染色は、何度も回数を重ね、
相当な日数をかけて行われるらしい。
そうすると、テカテカになるのだそうだ。
確かに皆、シャイニーなテカった民族衣装を着ている。
村の人たちは、子供も大人も、
(多少、ジャージやTシャツは混ざるけど)
基本的に、モン族の民族衣装を日常的に着ている。
村の女性達は、サパで土産物を売り、
男達は、モトバイ(バイクタクシー)で稼いでいるものの、
この村の、日々の営みの中心は、いまでも米作りなのだ。
ピンちゃんの家に到着。
おんぼろ長屋のようなほったて小屋で、
3軒がくっついた造りになっている。

家の中に入ると、床はすべて土間。つまり土。
入ってすぐの、広めの部屋が居間。
その左側に小さな台所。流し場は外。
右側に寝室と、囲炉裏がある。
天井はないのだが、屋根裏が物置になっている。
家の中は、全体的に薄暗い。
物がなくて、シンプルな印象。

家の中に入って、囲炉裏の周りに座る。
ここまで着いてきた女の子3人も座る。
囲炉裏の部屋の壁は、すき間だらけだが、
冷えた身体に、囲炉裏の火は暖かかった。

ピンちゃんは、私の家にも泊まれるが、
隣のタ・ヴァン村に、ツーリスト向けの宿泊施設があるけど、
そっちじゃなくて大丈夫か?と聞いてきた。
もちろん、ピンちゃんの家に泊まりたい、と答える。
ピンちゃんは昼ごはんの支度を始める。

小さな台所と、囲炉裏を駆使して料理を作る。
炊飯ジャーがあった。
家には電気が来ている。
明かりも灯るし、TVとDVDプレイヤーもあった。
DVDをかけると、近所の人が勝手に入ってきて、DVDを観ていた。
たぶん、ピンちゃん家は、村では比較的裕福な家なのだ。

次々と近所の人が家に入って来て囲炉裏を囲む。
どうも、そういうオープンな状況が当たり前らしい。

隣に座ってた人が、携帯をいじり始めた。
東南アジアにおける携帯普及率はスゴイが、
モン族も例外ではない。
でも、考えれば、彼らの生活での方が、
携帯は役に立っているんだろうな。
リビングに、マリア様のポスターが貼られていたので、
聞いてみると、ピンちゃんはカトリックなのだという。
村には、小さな教会もある。

ホームステイ中、
トイレは、この教会のものを使うように言われた。
昼ごはんをご馳走になる。
昼ごはんのメニューは、
囲炉裏に吊るされていた豚肉の炒め物と、
たまご焼きと、野菜炒めと、スティッキーライスと、ごはん。

豚肉は、旧正月に〆た豚だそうだ。
今日は、豪華メニューらしい。
ふつうは、オカズは1品、多くて2品だそうな。
料理は美味しかった。
モン族の家で、素朴な、
手作りの昼ごはんを食べている時間は、
味わい深く、とても大切な経験をしている気がした。
モン族の人たちは、
ごはんをやたら大量に食べる。
オカズは少しで、ごはんを、5~6杯食べる。
がつがつとごはんを食らうピンちゃんは、
かなりたくましい姿だった。
ただ、ごはんの炊き方はやはりイマイチ。
東南アジアは、どの国も米の炊き方が雑なのだ。
米を炊くというより、茹でて、茹で汁が残ったまま火を止め、
それをザルにあけて、しばらく蒸す。それだけ。
ピンちゃん家は炊飯ジャーだったけど。
日本は、懲りすぎなのかもしれないが、
日本の米の炊き方は、間違いなく世界一だ。
日本のごはんは、世界一ウマイ。
昼ごはんを食べ終わると、
夕ごはんまで特に何もすることがないので、
2人で村を散策。

旧正月中なので、農作業はお休み。
旧正月が明けたら、次の日から、
また、米づくりが始まるのだそうだ。
みんなサパに行ってるようで、
人は少なかったけど、遊んでいる子供たちと、
写真を撮ったりする。

花モン族の衣装で着飾っていた子たちと、にちこさん。
お母さんが花モン出身なのかもしれない。
村をぷらぷらしてると、
向こうから、ピンちゃんがやって来る。
このクソ寒いなか、川で洗濯をしてきたのだと言う。

ほんと、この人たちの生活は、シャレじゃないのだ。
洗濯から帰ったピンちゃんは、
冷えた手足を囲炉裏で温め、
夕ごはんの支度を始める。

どうも、家事は全て、ピンちゃんが一人でするらしい。
近所の人や、家族の人が家の中に数人いるが、
誰も手伝ったりしない。
家族全員で、夕ごはん。
ぼくらもご馳走になる。

夕ごはんのメニューは、
昼と同じ豚肉と、茹でた鶏肉、たまご焼き、
それから、モツ肉入りの春雨と、ごはん。
ライスワインもすすめられて少し飲む。
夕食も美味しかった。
夕食後も、囲炉裏でだんらん。
ピンちゃん夫婦に、ピンちゃんの娘(赤ちゃん)、
おばあちゃんと、居候している(たぶん)旦那さんの弟夫婦、
これが、この家のオリジナルメンバーのようだ。
夕食時になってやっとわかった。

家の中は寒く、暖かいのは囲炉裏の火のそばだけなので、
必然的に、家族全員が囲炉裏を囲む。
不自然ではない、家族だんらんの時間。
それは、素晴らしいことだと思った。
寝る前にトイレへ行く。
真っ暗闇の中、
懐中電灯を持ってトイレに行こうとすると、
隣の家の玄関先に、巨大な水牛が寝そべっていた。
なかなか怖い。
教会のトイレを使うように言われたけど、
いささか微妙なトイレだったので、
暗闇の中、2人とも外で用を足した。
サパのトイレ事情は不明だ。
家にトイレはない。
みんなトイレでしていないことは間違いないけど。
寝床は、ピンちゃん夫婦のベッドを借してもらった。
そこで寝るように言われたものの、申し訳ない気がしてしまう。
ベッドといっても、マットはなく、板に布が敷かれているだけだ。
ぼくらは、そういう状況には割りと強い。寝袋も持参していた。
前の会社でも、会社に泊まるときは床に寝袋だった。
寝袋に入っても、寒かったけど熟睡出来た。
2月17日(水) にちこさん、モン族になる。
翌朝。
寝袋の中で目が覚めると、
家の人たちの、朝のお祈りらしき声が聞こえた。
それは、カトリックのお祈りではなかった。
四重奏ぐらいの、人の声のハーモニー。
「世界の民謡・民族音楽」的なCDに入っていそうな、
音楽のようなお祈りの声。
邪魔してはいけない気がして、
起きられないまま、寝袋の中でじっと聴いていた。
お祈りが終わって、しばらくしてから寝床を出る。
皆は、朝ごはんを済ませてしまったらしく、
2人だけで朝ごはんを頂いた。

朝ごはんは、夕食の残り物と、
たまご焼きと、野菜炒めと、ごはん。
朝ごはんの後、少し散歩。
昨日より霧が晴れていて、棚田が見えた。

そして、散歩の後、
いよいよ古いモン族の衣装を、広げて見せてもらう。

モン族の衣装の一式は、以下の通り。
1、袖に刺繍がある、七部袖のインナー。
2、襟に刺繍があり、丈が長くてスリットが深いチョッキ。
3、別珍みたいな生地の半ズボン。
4、細かい刺繍が施された帯。
5、足に巻く布。
6、定番の、頭に巻くチェックの布。
そのセットが、3~4セットある。
刺繍はどれも微妙に違い、選ぶには迷う。
にちこさんは、ひととおり着てみて、悩む。

にちこさんは、
モン族の衣装がどうしても欲しい~!
というわけでもなかったのだが、
ここはせっかくだから、一式買ってもいいんじゃない?
という話にして、とりあえずハウマッチ?
さて、ここで、
ピンちゃんの商売っ気が発揮される。
一式で、ピンちゃんは、200万ドン(約1万円)と言ってきた。
予想はしてたけど、高いなあ~。
交渉して、結局160万ドン(約8千円)。
8千円は相場よりかなり多めに払う金額なのだが、
(サパの民族衣装屋のお姉さん曰く、相場は4千円)
ピンちゃんはあからさまに不満気で、その様子ににちこさんはがっくし。
まあでも、ピンちゃんも商売だし、仕方ない。
ツアー代込みと考えて、納得しよう。
何より、貴重な経験をさせてもらったのだから。
気を取り直して、トレッキングへ。
サパへ戻る前に、隣村までミニトレッキングする。
にちこさんは、購入したモン族の衣装を着て、
コスプレしてトレッキングすることに。これは面白そう!
ここで、ラオチャイ村とはお別れ。

村を出て歩く。
棚田は刈られているけど、なかなかの眺めだ。
6~7月頃が緑一色で美しいらしい。
モン族とすれちがうと、
みんな、振り返って、にちこさんを見てくる。
ピンちゃんが可笑しそうに笑って、
「みんな、『あれ?モン?モン?』って言ってるよ(笑)」
という。

にちこさんは、
「モン族の仲間に入れてもらった~!」
と、大喜び。よかったよかった。

にちこさんは、
自分がモン族の古い衣装を着て、歩いてみて、あることに気づく。
他のモン族のみんなは、旧正月なので、
新品の卸したての衣装を着ているのだ。
選んでいるときは、
「古いほうがかわいい」と言っていたにちこさんだが、
みんなが新しい服を着ていると、
「なんか古着しか着させてもらえない貧乏な家の子みたい…」
と、成りきり気分でいっぱいな発言をしていた。
タ・ヴァン村まで歩く。
こっちには、多少の観光施設があった。
この後、もう少しどこか見たいかどうか、
という話になるが、ここで事件が発生する。
ぶーちゃんのおなかが、急にもよおしてしまい、
棚田のかげに隠れて、野グソをするも、若干間に合わず、
ノーパン状態になってしまう。
というわけで、
トレッキング終了~。
ピンちゃんの旦那達のモトバイ2台に、
1人100000ドン払って、サパの町へ。
憧れの民族さんの家でのホームステイ、
という貴重な体験は、食事中の方には申し訳ない幕切れとなる。
ごめんなさい。
宿に戻って、
それぞれ着替えて、市場へ行って、フォーを食べる。
帰ってきて食べた、サパのフォーは、
なんともいえない、ほっとする味だった。

1泊2日とは思えない、
長く充実した2日間を終え、
この日は、2人とも早めに就寝。
ぐっすり眠る。
2月18日(木) にちこさんのメール。
次の日は、大雨だった。
歩き方に載っていた、
電車のチケットが買えるホテルに行くが、売ってない。
となると、ラオカイに戻って、駅で買うしかない。
明日、サパを出ることにする。
今日が雨だとは。
村に行く日をずらさなくて良かった~。
ラオチャイ村でのホームステイを振り返って、
2人でいろいろ話をする。
後日、にちこさんが、
親友のこっちゃんに送ったメールに、
素晴らしい感想が書かれていたので、引用。
......................................................................................
(にちこさんのメールより抜粋)
(前略)そんな中でも、サパとバックハーなどの、
山岳少数民族の町はとてもいいとこでした。
モン族のお家に泊まって、ウルルン体験もでき、
民族衣装も着れて、楽しかったよ。
モン族さんは、家族の服は自分達で、
長い時間をかけ、インディゴで生地を染め、細かい刺繍をし、
年に1着の服を作ります。
お米もつくり、(棚田がすごいの!!)豚、牛、にわとりと暮らし、
それらを使って、かまどの薪でシンプルな食事を作る。
洗濯は近くの川(激さむです)でして、、、。
14~17才で結婚して、子供は4~5人が当たり前。
とってもシンプルな生活だけど、みんなが当たり前に幸せ。
日本のように、自分がなんなのかわからなくなって、
心を病む人なんていない生活です。
自分の使うもの、食べるもの、
必要なことは自分の手で作り出す。
それは、本当にわたしのしたいことだし、
洋服を1年かけて作って、1年大切に着る。
それはものすごく、素敵なことだと思ったよ。(後略)
......................................................................................
こんな風に、この世界一周の旅で、
いろんな国の、いろんな人たちの、
生活や価値観に触れ、
それが、今後のぼくらの人生に、影響を及ぼすならば、
なんと、価値ある旅であることか。
サパに来れて、ほんとに良かった。
さて、楽しかったサパ滞在も残るはあと一日。
にちこさんは、
モン族の衣装を買ってみて、
自分は、ザオ族の刺繍の方が好みだという
ことがハッキリしたらしい。ヽ(゚Д゚ )オイ
そんなわけで、ザオ族の衣装探し。
民族衣装ショップへ行ってみる。
この店の娘さんが、大晦日のパーティーで知り合った、
日本語が少し喋れるお姉さん。

この店は、価格が良心的で買いやすく、オススメ。
お母さんが、手作りの料理を振舞ってくれる。
これが、めちゃくちゃ美味しかった!

この店で、ザオ族の上着($8)と、
花モン族のスカート($6)などを購入。
更に、ピンちゃんが使っていたような、
クシがないかと聞いてみると、
市場の2階に売ってるかも知れないと言う。
市場の2階!?
って、そういえば行ってない。
なんて迂闊な。
でも、今日はもう閉まってるらしい。
明日行ってみよう。
2月19日(金) またいつか。
朝10時に、チェックアウト。
荷物を預けて、市場の2階へ行ってみる。
すると、なんということか、
市場の2階は、民族さんが民族衣装を売る店ばかりの、
にちこさんにとっての天国だった!

品揃えも良く、比較的値切れて、
サパで民族衣装を買うなら、ここがベストかも。
ココを見逃していたとは。
「ひえ~!」と、にちこさんは悲鳴をあげつつ、
悩みに悩んで、いろいろ購入。
探していたクシも買えた。
時間がなくなってきたので、
宿に戻って、荷物をピックアップして、
教会前から、ラオカイ行きの乗合いワゴンに乗る。
(1人30000ドン、約150円)
来るときは暗くて見えなかった、
ラオカイまでの車窓の風景は、
どこまでも続く、棚田だった。

「こんだけ棚田作るなら、あんだけ刺繍もするね」
と、にちこさん。
こうしてぼくらは、サパを後にする。
サパでの滞在は、
ぼくらにとって、特ににちこさんにとって、
ほんとに、刺激的だった。
ぼくらの旅の意味って、
こういうことだ、とわかった気がした。
ここまでは、
滞在中のあれこれを、説明的に、
ぼくが書き並べてきたけど、
最後に、(珍しく)にちこさんからもひとこと。
......................................................................................
(以下、にちこさんからのひとこと。)
モン族さんは、ほぼ創造の毎日。
食べる消費だって、自分が育てたものを自分の手で作り、
ありがたく食べる。
服だって、お母さんが生地を染めて、
一針一針縫い、細かい刺繍をし、
それを大切に、毎日着る。
それってすごくオシャレ。
そんな生活を見ると、
「私も自分で作れるものは全部作りたいんだ~うぉ~」
って、ムクムクしてきます。
東京で暮らしていると必然的に消費の毎日になってしまう。
服だって、ごはんだって、なんだって簡単に買えてしまう。
それも飽きたら次、いらなくなったら捨てる。
それが普通な生活。
もちろん、それを否定はしないけれど、
私には合っていないリズムでした。
「消費していく毎日じゃなくて、創造する毎日にしたい。」
それはずっと思ってきたことでした。
ただ、それを東京でやったとしても、
たぶんそこには無理があって、
それをできる範囲でやったとしても、
それは、オシャレなライフスタイル的な…
もしくは完全な変わり者的な…
なんだかうさんくさい、私の思うものではなくなってしまう。
自然じゃない。
今回、旅に出たいと言い出したのも、
なんとなく東京のそういう暮らしに限界を感じていて、
ぶーちゃんが仕事を辞めた今、もうそこから違う1歩を、
進んでみたらいいんじゃないかと思ったのでした。
だけど、それは漠然としたもので、
次の着地点が私には、なかなか見えてきませんでした。
きっと今私の中にあるものじゃないのかもしれない…。
もっともっと知らないでいることを知りたい。
きっと今、知らなきゃいけないことがある。
こりゃ~見に行かないと!
…って、いつものアホスイッチが入ってしまったのでした。
なんだか、32歳にもなってちょっと恥ずかしい感じですが、
私の時間の流れには今だったのだと思います。
今回、モン族さんの生活を見て、
彼女達の生活をそのままできるわけでも、
したいわけでもないけれど、
やっぱりこういうリズムは気持ちいいなと思いました。
そして、人間ってけっこうすごいな~って。
やっぱりなんだってできるんだな~って。
日本に帰っても、自分で作り出していくことの楽しさを、
毎日感じられる生活にしていこうと思います。
…と言いながら、民族さんの服とかを買いまくっちゃってますけどね…
なんだってバランスが大切で~す。
にちこ
......................................................................................
サパ日記 おわり
次回予告!「バックハーの花モン族市場」
(ベトナム山岳少数民族さんをたずねる旅は、もう少しだけつづきます。)

ブログランキング投票1日1回クリックご協力お願いします!