小さな世界一周

夫婦で世界一周!ぶー&にちこです。長らく中断していましたがブログ再開しました!☆6年前(2010)に旅した世界一周の記録です。

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永定其の二:永定土楼の小林さん。 後編

土楼後編トップ

中国/福建省永定(2010年3月1日~3月4日)

小林さんのおかげで、色々な経験が出来た永定土楼での滞在。
後編では、ぼくらも土楼に泊まってみました。






祭りの翌朝。
なんと今度は、李さん一族のお墓参りに
同行させて頂けることに。

墓参り1

小林さんと李さんのお母さんに付いて行きます。
宿の目の前の、有料の土楼のゲートの脇から、
ゆるい山道へ入って行きました。

20分ぐらい登ると、お墓でした。
他の李さんも、続々とお墓に集まって来ていました。


まずは、焼香です。
日本の線香よりだいぶ大きめの線香を、
各々数本ずつ持ち、中国式のお参りをされてました。
(線香をおでこの辺りにかかげ、3度おじぎする)

墓参り2


ニセモノのお札を焼いたり。
これは、故人が霊界でお金に困らないようにするためです。

墓参り3


ひと通りの、お参りが終わると、またもや爆竹です。
お墓の周りに、念入りに大量の爆竹が敷かれます。

墓参り4


そして、点火!


墓参り5

まっ昼間から、爆音で爆竹が鳴り響きます。
ドミノのように、外側からぐるぐると順番に爆竹が爆発し、
最後には、直にお墓で爆竹が大爆発してました。

このお墓は、李一族の土楼を最初に建てたご先祖のお墓だそうです。
「ここの人達は、その人のお墓の場所を今でも覚えてるんですよね」
と、小林さんがおっしゃってました。

墓参り6

ご先祖様も飛び起きそうな墓参りでしたが、
毎年、こうして一族にお参りしてもらえるご先祖様は、
幸せだろうなあと思いました。




爆竹が終わると、解散です。
ぼくらも、来た道を下りました。

「この後、皆でお昼ごはんを食べますので、良かったら是非」と、
またまた誘ってもらってしまいました。

しかもなんと、昼食は土楼の中で食べるのでした。

土楼昼食


こうして、旅先で地元の人にご馳走になる
食事ほど美味しいものはありません。

土楼昼食2


干した豚肉の炒め物、春雨の炒め物、
それからトッポギのような料理の3品を頂きました。

土楼昼食3

ほんと~に美味しかったです!


本来、この食事は、お墓の前で料理もして、
お墓の前でご先祖様と一緒に食べるのが通例なんだそうです。
「去年はそうだったんですけどね」と、小林さん。
しかしぼくらにとっては、食事に同席させてもらっただけで、
充分貴重な体験でした。




昼食後、小林さんは、急に用事が出来て、
アモイに行くことにになってしまいました。

何から何までお世話になってしまって、
何の御礼も出来ないままでした。

小林さん出発


出発まで、また中国茶を淹れてもらいつつ、
おしゃべりしました。

小林さん出発2

宿の婿嫁の奥さんと、小林さんにちょっかいを出しに、
よく遊びに来ていたおばさん。
一緒に、小林さんが撮影したムービーを見せてもらってるところです。

おばさんは、「この人はすごい人なんだ!」と、
小林さんを、とてもリスペクトしてました。
「土楼に来た頃は緊張してたけど、
最近は適当にあしらっちゃってます笑」と、小林さん。

ぼくらのようなツーリストが土楼に来るたびに、
小林さんの携帯にナースコールのごとく、
呼び出しがかかって来るそうです。
「そうすることで、ここに居させてもらってる感じです」
と、小林さん。

普段は、ここまでつき合ったりはしないそうですが、
ぼくらは、たまたま本当にお世話になってしまいました。
おかげで、ぼくらの土楼滞在は最高のものになりました。
ほんとうに感謝です。

バスの時間までおしゃべりして、
2人で小林さんをお見送りしました。




小林さん出発後、
李さんの土楼にぼくらも泊まれるということだったので、
部屋を土楼へ移動しました。

小林さんの暮らす環興楼ではなく、
宿の裏の、もうひとまわり小さな土楼でした。
宿代も少し安くしてもらって、1泊30元(約390円)でした。

土楼宿泊


小林さんが、「独房のようですよ」と
おっしゃっていましたが、そのとおりの部屋でした笑。


土楼宿泊2


土楼には、トイレもシャワーもありません。
夜8時には門が閉まるので、
暗くなったら、外にも出られません。

トイレや洗顔は、観光用のキレイな公衆トイレを利用。
シャワーはなしです。
(ちなみにこの公衆トイレも夕方17時には閉まります)

土楼公衆トイレ

それでも、サパでのホームステイ同様、
この土楼の部屋での宿泊も、貴重な体験でした。

ぼくらは、観光化された土楼じゃなくて、
人々が今でも暮らす土楼の生活に触れられたらいいな、
と、思って土楼に来たのです。

「うるるん」で観た、土楼での暮らしを、
ぼくらも実体験することが出来たのでした。




ところで、
ぼくらは結局、土楼巡りのツアーには行かなかったのです。

観光用の土楼に行かずとも、
充分、ぼくらの期待していた土楼の暮らしには
触れることが出来ていましたし、
ちょっと高すぎて、手持ちの元が(本当に)足りなくて、
誘われても、それを理由に断っていました。

でも、李さん一家から見れば、
わざわざ日本から土楼までやって来たのに、
「この人たちはひとつも土楼を見ていない」となるわけです。
李さん達は、ぼくらを多少心配し始めてくれていました。

小林さんが出発した後、
親切に、バスで駅まで行けばお金を下ろせると教えてくれたり、
オススメの土楼を教えてくれたりしました。

なんとか、「ぼくらは充分楽しんでいるのだ」と、
伝えようとしたのですが、
またもや、小林さんにナースコールが…。
バスで移動中の小林さんと携帯で話し、
小林さんから説明してもらってしまいました。

李さん一家にも、小林さんにも、
大変申し訳ない感じになってしまいました。
ごめんなさい。




二日目以降は、
小林さんに教えてもらった、
現地価格で食事が出来る唯一のお店で、
朝、昼、晩の食事をしていました。

土楼の店1


朝は、マントウです。
豆乳や中にピーナツ餡などが入ったバオもありました。

土楼の朝ごはん2


朝食を土楼で食べる贅沢。
美味しかったです。



店で食事もしました。

メニューはないので、
誰かが食べてるのを指差し注文します。

ワンタンと、乾麺のうどんと、
糸コンニャクのような麺を炒めた料理、の3種を食べました。

土楼の店2

ワンタンにホーローの器がよく似合います。
美味しかったです。

他に、安く食べられる店はないので、
この店があって助かりました。




さて、土楼巡りには行かなかったものの、
一番有名な承啓楼には、自力で行けそうだったので、
少し遠かったですが、徒歩で行ってみました。

途中の段々菜の花畑

段々畑の菜の花を眺めながら、
1時間ちょっと歩くと、啓承楼に到着。

啓承楼1

ちゃんと入場券を買って入りました。
50元と書いてあるのになぜか40元でした。

承啓楼は、土楼王とも呼ばれているそうで、
その名の通り、かなり大きな土楼でした。

啓承楼2

李さん一族の、観光化されていない土楼とは違い、
内部にはお土産物やが並び、ツアーの団体客がたくさんいました。

今でも住んでいる人はいるようでしたが、
住み心地は悪いだろうな…と思いました。

同じチケットで、隣接する3~4棟の土楼も見学出来ます。
トップの画像は隣の土楼で撮ったものです。


顔だけ、ぷーこそっくりのわんこがいました。

顔だけぷーこ

かわいかったです。


土楼を見下ろせる、裏山にも登ってみました。

裏山からの眺め土楼

それなりに楽しみましたが、
やっぱり、泊まっている李さんの土楼の方が
百倍楽しい!と、思いました。

帰りも歩くつもりでしたが、
途中で、モトバイに声をかけられ、
5元で土楼人家の前まで送ってもらいました。




つまり結局は、そういうことでした。
一応、確認の為に、承啓楼まで行ってみた訳ですが、
ぼくらが見たかった土楼は、観光化されてない土楼だった訳で、
承啓楼のように、観光化された土楼を、
真面目に観て周る必要はなかったのです。

とはいえ、お祭りに連れていってもらい、
お墓参りに同行させて頂いたにも関わらず、
李さんのツアービジネスにお金を落とせなかったのは、
申し訳ないよなぁ…という気持ちが少なからずありました。

このまま、土楼を去るわけにはいかないよねぇ、
と、ぼくらは話し合い、心ばかりの御礼の品を、
手作りすることにしました。

近くのお店で何か素材になるものはないか探し、
筆や包装紙を買いました。

ぶーさんの方は、紅茶で着色した、
(絵の具も色鉛筆も売ってなかったので)
李さん一家の似顔絵を描きました。

小林さんへの手紙2

にちこさんは、小林さんへの手紙を描きました。

小林さんへの手紙

出来上がった手紙は、
もはや手紙ではなく作品でした。




土楼を去る日の朝、
似顔絵を、李お父さんにプレゼントしました。
一応、喜んでもらえたと思います。

李さんへの御礼

にちこさんの作品は、
小林さんが戻ったら渡してもらうよう、宿へ預けました。

土楼での最後の食事は、宿で食べました。

土楼で最後の食事

この地域の名物の、じゃがいも餅のような料理です。
これはとても美味しいです。




宿の並びにある、
バスチケット売場で、14:35発、龍岩行きを買い、
李さん一家に挨拶して、土楼にさよならです。




土楼は、予想を遥かに越えて、
貴重な体験でいっぱいでした。

すべては、偶然出会って、
とてもとてもお世話になった小林さんと、
色んな行事に、ぼくらを参加させてくれた李さん一家のおかげです。
多謝!です。

小林さん、
帰国したら家に遊びに来てくださいね~!




次回、ぼくらは、
予定していた桂林へは行かず、
超長時間アホ移動を強行し、
貴陽という街へ向かいます。




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  1. 2010/06/14(月) 06:48:56|
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