小さな世界一周

夫婦で世界一周!ぶー&にちこです。長らく中断していましたがブログ再開しました!☆6年前(2010)に旅した世界一周の記録です。

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成都:ラー油地獄と、風邪と大仏。 後編

成都2トップ

中国/四川省成都(2010年3月9日~13日、3月17日~18日)

本場の四川料理は、ラー油と山椒地獄でした。
それでも食べて食べて食べまくった、成都食べ歩きです。





成都に来た理由のひとつは、
ぶーさんが本場の四川料理を堪能したかったが為、でした。

四川料理といえば、麻婆豆腐や坦坦麺がすぐに思い浮かびます。
それらを本場の味で楽しめると思ったぶーさんは、
「成都に行ったら、麻婆豆腐と坦坦麺を食べるのだ!」
と、何度か、にちこさんに事前申告しておりました。




さて、いよいよ成都にやって来たぶーさんは、
にちこさんといつものように、美味しそうなものを見つけては、
とりあえず食べまくっていました。

まず最初に手を出したのが、コレ。

成都蕎麦

お店の看板に、「蕎面」とあったのですが、
なんと、麺が蕎麦(そば)でした。

日本蕎麦のように、打った蕎麦ではなく、
蕎麦粉入りの生地を団子状に丸めて、
ところてんのように、ぎゅい~っと押し出して
麺にしていました。1杯7元(約90円)。

汁は、ひたすらラー油です。
プラス山椒。

辛いっていうかもう、
ただただラー油です。それに山椒。


これがまさに衝撃の事実だったわけですが、
本場の四川料理は、辛い!っていうか、ラー油と山椒なんです。

ラー油も山椒も、
日本では、「ほんのちょっぴり入れるもの」ですよね。
だから、伝わりづらいとは思うんですけど、
本場の四川料理の辛さ、というか「刺激」は、
大量のラー油の油っこい辛さと、ビリビリとシビレル大量の山椒なんです。
日本の四川料理は、日本向けにアレンジされたものだったんですね。
知りませんでした。

それにしても、
この、ラー油と山椒。
最初は、ものめずらしさもあって、なんとか食べていたのですが、
途中からは、「もうほんと、勘弁してください」でした。

ぼくらは、辛いものは大好きです。
激辛料理も全然平気です。
ただ、それがラー油と山椒となると、
油っこくて、シビレルだけなので、
辛いものとは違う次元になってきちゃいます。

成都で食べられる料理のほとんど全ては、
このラー油と山椒で出来ている(と言っても過言ではない)ので、
途中から、「成都で食べれるものがない状態」になってしまい、
「もう一生、本場の四川料理は食べれなくて結構です…すいませんでした!」
という、心の叫びにも似た想いがありました。

でもまあ、この蕎面を食べた頃は、
まだ大丈夫でした。




蕎面と一緒に食べた、この黄色い点心。

成都蕎麦2

「叶儿肥(←右側が月ではなく米へん)」という名前だったので、
勝手に「カナルヒ」と呼んでました。
もっちりした皮に、肉汁たっぷりの具で
これは美味しかったです!1個1.5元(約20円)。




続いて、コレ。

かんすいめん

宿の近くにある、文殊院の辺りの観光化された旧市街
みたいなところの店で食べました。

「舌甘(←これで一文字)水面」(4元、約52円)という麺です。
コシの強いうどんのような麺でした。
汁なしなので、ぶっかけうどんのようです。
そこに、ラー油と唐辛子と、砂糖がかかってました。
甘辛い感じです。美味しかったです。




他にも、何種か食べた麺類をまとめてご紹介。

ラーメンとコンニャク面

拉麺(ラーメン)と、コンニャク麺です。
いわゆる日本のラーメンとは、別物です。
拉麺の「ラー」とは、「引っぱる」という意味です。
ラーメンとは、引っぱって作った麺、という意味ですね。
ちなみに、中国のドアには、「引く(PULL)」ではなく、
「拉」と書かれています。

コンニャク麺の方は、これまた、ラー油と山椒でした。

成都で、「らーちょー」という中国語を覚えました。
「辛くする?(ラー油入れる?)」という意味です。
「らーちょー?」と、聞かれます。
辛くしたくない場合、聞かれたときに、「いれないいれない」と
強くジェスチャーすれば、辛くないスープで食べられます。

燃麺

もう一品、「燃麺」です。
ヤキソバのようですが、あえ麺ですね。
ラー油と山椒と麺をあえた、汁なしの麺料理です。
けっこう、油っこいです。




さて、次はいよいよ、坦坦麺です。

坦坦麺

じゃじゃーん!
これが、本場の坦坦麺(3.5元、約45円)です。
器はかなり小さいです。

坦坦麺の発祥は成都です。
発祥当時、担ぎ棒で担いで売られていたので、
坦坦麺と呼ばれるようになったらしいです。

かなり昔の「うるるん滞在記」で、
佐藤康江さんが、成都の李坦坦面という店で、
坦坦麺づくりの修行をする、というのを見ました。

成都には、店名に坦坦麺と明記してよい店が、
国家に管理されていて、3軒しかなく、李坦坦麺はその中でも唯一の個人の店である、
と、紹介されていました。

ぜひとも、その李坦坦麺に行ってみたかったのですが、
ネットで探しても、宿で聞いてもわからず、結局行けませんでしたが、
今回、坦坦麺を食べたのは、その国家指定を受けている、
3軒の内の1軒です。

坦坦麺2

味の方はというと…フツウでした。
複雑な味のハーモニーもなく、
麺も眠たげで、美味しいは美味しいですけど、
残念ながら、感動するような味ではありませんでした。
とはいえ、まずは一品クリアー!です。




さて次は、
麺類以外の、いろいろな料理をまとめてご紹介。

三合泥と米蒸

三合泥というスイーツと、
米蒸という料理です。

三合泥は、名前の通り、見た目は泥のようですが、
見た目とは裏腹に、甘さ控えめで美味しく食べれました。

米蒸の方は、
オレンジ色のもさもさしたもの(何かはよくわかりませんでした)の下に、
羊肉が入っていました。



チャーハンも、2種食べました。
桂花チャーハンと、チンジャオチャーハンです。

成都チャーハ

桂花チャーハンは、桂花ラーメンとは何ら関係なさそうな、
ごくフツウの、いわゆるチャーハンでした。

チンジャオチャーハンは、
チンジャオロースの具の炒めごはん、といった感じでした。
中国の料理は、びっくりするほど油っこいのですが、
このチャーハンは、驚愕の油の量でした。
2/3ぐらい食べると、チャーハンより油のほうが多いぐらいの
状態になってきて、皿をかたむけると、油の池が出来ました。
写真を撮らなかったのが悔やまれます。




イトーヨーカドー近辺の、繁華街で食べたスナック系3種。

成都スナック2

焼きジャガと、砂肝の串焼きと、小咆です。
串焼きの方は、シーフードなんかも焼いて売られていて、
やたらめったら唐辛子をぬりまくって食べる軽食でした。
ぼくらのは、そこまで唐辛子をつけていません。
成都名物、小咆は、具が色々選べます。
これまた成都名物の、夫妻肺片という辛いモツを
はさんでもらって食べました。




広州で食べたような、
店内がフードコートのようなシステムのお店が、
成都にもあったので、食べてみました。

成都フードコート1

ヨーカドー付近の、ユニクロの裏手にあったフードコートです。
ここは、伝票システムではなく、先に注文してレシートを、
ウェイトレスさんに渡すシステムでした。

成都フードコート2

食べたのは、大きなシューマイ(5元、約65円)と、水餃子(10元、約130円)です。
風邪をひいて、油っこいラー油と山椒なんて、もう見たくもなくなってきた頃だったので、
ラー油と山椒なしで食べれて助かりました。

ちなみに、他のお客さんは、
水餃子もラー油だらけにして食べてました。


もう1軒のフードコート店。

成都フードコート3

ここでは、茶碗蒸しと、レンコンの油炒めと、
肉と高菜の煮込み、みたいな料理を食べました。
茶碗蒸しの上に乗っているのも高菜です。

レンコンは、東南アジア以降、
100%外食の日々には、本当に貴重な野菜でした。
油っこかったけど、久々の食物繊維!という美味しさでした。




話は前後しますが、
楽山大仏を見に行った帰りに、
楽山でも少し面白いものを食べました。

楽山で食べた

酒まんじゅうと、高野豆腐のような豆腐です。
酒まんの方は、竹の葉に包まれていい香りがしました。
豆腐の方は、板状に圧縮された豆腐で、
かめばかむほど味がする、おつまみのような感じでした。




さて、最後はいよいよ麻婆豆腐です。

成都で麻婆豆腐といえば、
陳麻婆豆腐をおいて他にはありません。

この、陳麻婆豆腐こそが、
麻婆豆腐発祥のお店です。

まーぼー1

店構えはなんだかパチンコ屋のようですが、
この店舗は改装中で、右手の階段を登った、
高級感あふれるお店の方で食べました。

さあ!いよいよ待ちに待った、
元祖麻婆豆腐(大サイズ20元、約260円)の登場です!

まーぼー2

嫌な予感は的中し、
成都で食べた、どの料理よりも大量のラー油と山椒でした。

目の前に出されたのは、麻婆豆腐っていうか…、
ラー油の海に豆腐を浮かべて、
日本のうなぎ屋のテーブルに置いてある、
小瓶の中身を全てぶちまけたような、山椒の山でした。

こんな大量の山椒、見たことありません。

いやしかし、これこそが元祖麻婆豆腐!
食べてみれば、何がしかの感動が得られるのかも知れない!
と、受け入れ難い目の前の状況を気持ちで打破すべく、
自分に言い聞かせてみました。

そして一口。

更に、一口。

食べるほどに、
ビリビリと舌がシビレます。

更に食べ進めると、
口の中が今まで経験したことのないようなシビレで、
マヒしていきました。

痛いです。

美味しいとか、
不味いとか、
そういう話じゃ全然なくて、
ただひたすら口の中がシビレるだけ。
それが、元祖麻婆豆腐の実態なのでした。

成都の人の舌は、
あのシビレを乗り越えて味が判別できるほどに、
山椒に対して鍛えられているのでしょうか。
不思議です。

ちなみに、この陳麻婆豆腐は、
お台場に支店があったりします。
(同じ味かどうかは不明です)




というわけで、
本命の麻婆豆腐にも惨敗したぶーさんは、
「もう二度と成都には来るまい」
そう、心の中でつぶやくのでした。

いやでも、ぼくらは充分すぎるほど、
堪能してしまったので、そうも言いますけど、
成都は、広州などともまた違った刺激に溢れた街です。
ぜひ、ラー油と山椒の地獄を試してみてほしいです!




最後の最後に、もうひとつ。
成都で食べたもので、一番美味しかったもの。

実はコレです。

成都おにぎり

じゃんじゃかじゃーんッ!
イトーヨーカドーで売ってた、おにぎりです!

出発から、約3ヵ月。
これまで、徹底して日本食に手を出さずに来ました。
しかしながら、風邪をひき、
ラー油と山椒に負けて弱っていたぼくらは、
つい、イトーヨーカドーで売ってた、
このおにぎりに手を出しました。

宿に持ち帰って食べた、
その最初の一口。

「う、うめぇ…泣」

いやもう、ほんとにちょっと涙が出そうなぐらい、
美味しかったです。

おにぎりは、最強です。






さて次回は、
世界自然遺産に登録されている、九寨溝です。

「世界遺産とかいっても、またどうせ観光地でしょ?」
と、完全に舐めてかかっていたぼくらは、
「すすすすす、すげえぇぇぇ!!!」
と、中国が誇る脅威の自然にびっくり仰天して来ました。

世界遺産は数あれど、
九寨溝に勝る世界遺産はどれほどあるのか?
それほどまでにすごかった九寨溝。
その一部始終をお届けいたします。




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  1. 2010/07/04(日) 09:51:52|
  2. 中国編:貴陽、成都、九寨溝
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

コメント

九寨溝に行ってみたいです!
素晴らしかったんでしょうね~~
何となくですが、想像できます。

ちなみに、成都は10月の後半に入る予定です。 ^^
参考にさせていただきますね~

  1. 2010/07/05(月) 01:18:37 |
  2. URL |
  3. トミー  #-
  4. [ 編集]

>トミーさん

コメントありがとうございます!
九寨溝すっっっっっっっっっっっっっっごいですよ!
成都に行かれるならマストです!!!!!!!
次回で詳しく書きますが、
宿は成都より安いけど、食事はダメダメです。
超観光地ですが、九寨溝は半端じゃないです!
ぜひ!!!
  1. 2010/07/05(月) 19:10:50 |
  2. URL |
  3. ぶー #-
  4. [ 編集]

すごいですね…ラー油と山椒。
ボクも「本場の四川料理をぜひ一度!」と思っていたクチなのですが、「夢のまま終わらせておいたほうがいい夢もある」という気がしてきました(苦笑)。

ちなみに陳麻婆豆腐ですが日本支店のそれとは見た目からして全く別物です。
本場のソレは料理というより調味料にしか見えません…。
  1. 2010/07/06(火) 00:54:37 |
  2. URL |
  3. kiyo@BKK #-
  4. [ 編集]

>kiyo@BKKさん

コメントありがとうございます!
いやーすごかったですよ。ラー油と山椒。
でも、2泊3日ぐらいだったら、楽しいかもしれません!
広州の方が断然オススメですけれども笑
(あくまでも食べ物に関してのみですが)
お台場のソレは、別物なんですね!?
日本の汁あり坦坦麺食べたいな~
ていうか、ラーメン食べたい。
  1. 2010/07/06(火) 02:32:48 |
  2. URL |
  3. ぶー #-
  4. [ 編集]

またまたお邪魔します。

私も横浜で、本場四川風の麻婆豆腐のお店を知人から
紹介されて食べに行ったことがあります。きっと美味しいだろうと
期待が大きく、みんなで大きなサイズを頼んだら・・・

ひーーーーーーーーーーーー・・・

山椒の海に溺れて、舌の感覚を失う感じでした・笑
あれを美味しいと感じるのは難しそうですよね~

食べながら「これ絶対山椒の瓶をうっかり全部ぶちまけたよね~」
とこそこそ言ってました・笑
  1. 2010/07/06(火) 10:25:50 |
  2. URL |
  3. kakapo #8VFDsj1w
  4. [ 編集]

>kakapoさん

ひーーーーーー!
日本にもあるんですね~あの山椒地獄な店が。。。
kakapoさんは、あれを体験したことがあるってことですね!笑
あれが毎食のようにつづくのは、
ほんとキツかったですよ~
Oさんから連絡もらいましたが、
kakapoさんの写真楽しみにしてます!
  1. 2010/07/07(水) 05:05:30 |
  2. URL |
  3. ぶー #-
  4. [ 編集]

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