小さな世界一周

夫婦で世界一周!ぶー&にちこです。長らく中断していましたがブログ再開しました!☆6年前(2010)に旅した世界一周の記録です。

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九寨溝:世界最強!?の世界遺産、九寨溝。

九寨溝トップ

中国/四川省阿覇チベット族チャン族自治州九寨溝
(2010年3月14日~3月16日)

中国が世界に誇る世界遺産、九寨溝へ行ってきました。
いやもうほんとに、もの凄かったです。







成都で風邪で寝込んでいた頃、
実はぼくらは、九寨溝へ行くか行くまいか迷っていました。

今回の旅で、すでにいくつかの世界遺産を訪ねたものの、
どこもそれほどの感動もなかったし、入場料も高いし、
まじめに観光しようとすると霧とか雨とか天気も崩れるし…
九寨溝もどうなんだろうね~と、そんな感じになってました。

しかし九寨溝は、当初の計画では、中国観光のメインでした。
ルート的に成都までわざわざやって来たのも、
九寨溝へ行こうとしていたからです。

いろいろ悩んだ末に、
「まあ、一応行ってみようか」という、
なんとも消極的な結論に達し、とりあえず行くことに。




九寨溝には、成都からバスで行きました。

新南門バスターミナル

早起きして、55路バスで新南門バスターミナルへ。
8:05発の九寨溝行バスに乗ります。1人138元(約1800円)。

きゅうさいこう菜の花

バスの車窓は、またもや、どこまでも続く菜の花です。

きゅうさいこう山桜

やがて、山道に入ると、山桜の木がちらほら、
見えていたかと思っていたら…

きゅうさいこう雪

上の方は雪が積もっていました。

約10時間で、九寨溝へ到着。着いたのは18:00頃。
外はかなりの寒さでした。

宿は、九寨溝のバス発着所にいた、
客引きのおじさんについて行ったこの宿。

きゅうさいこう宿

ユースと書いてありましたが、ユースではないです。
値切ったら即答で下がって、ダブルで1泊60元(約780円)。意外と安い!
と、思ったら…

きゅうさいこう食事

宿が安いとごはんが高い。
ピータン粥とショウロンバオ(ミニ肉まん)と蒸し餃子の3品で、
25元(約330円)。美味しかったけど高い!
成都じゃ考えられない価格です。

この日は早めに寝ました。




翌朝、目が覚めると、外はなんと雪でした。

きゅうさいこう初日は雪

いやー、さすがです。
ぼくらが真面目に観光しようとすると、
天気が反比例するのは、もはやお約束。

ぼくらもぼくらで開き直って、
「じゃあ、明日にしましょうか」
と、明日にすることにしました。

にちこさんの風邪が完治してなかったこともあり、
わざわざ雪の中無理することもないだろう、と。
なにしろ、ぼくらには時間だけはありますから!
(こんなセリフが言えるなんて!去年のぼくには考えられないこと)

雪は午後にはやみましたが、
この日は一日、にちこさんは療養し、
ぶーさんは、ブログ書いたり、バスチケットをチェックしたりして
過ごしました。

夕方、二人で外に出て、
スーパー(超市)へ行き、夕食を食べました。

九寨溝は、町ではなく完全な観光地です。
もともと村があったというわけでもなく、
九寨溝観光のために整備され、その入口を中心に、
ホテルと観光客用の店が並んでいます。

そもそも、3月はまだオフシーズンなので、
ホテルも店も、やってるようなやってないような、
ぼんやりした状況でした。

きゅうさいこう超市

宿の近くの超市(スーパー)です。
高いですが、かろうじて、お菓子や飲み物が買えます。

九寨溝まで来て、観光しないでなにやってんだろう、
と思った、ある意味贅沢な一日でした。




更に翌朝。
天気は、快晴でした!昨日無理しないでよかった。

長い前置きでしたが、
いよいよ、九寨溝を観光します。

きゅうさいこう入口

九寨溝入口です。
入場料が80元、九寨溝内のバス利用料が80元で、
1人合計160元(約2080円)です。

これは実は、オフシーズン価格です。

これがオンシーズン(4月1日~11月15日)になると、
入場料だけで220元にはね上がり、バス利用料も90元になり、
1人合計310元(約4000円)かかります。
以前存在した、2日間入場可能の制度は廃止されてるそうです。
(※2010年現在の情報です)

ちなみに、一日で一通り観光しようとする場合、バスは必須です。
歩いて周るのはかなり厳しいです。




チケットを買って、中へ入ると、
バス乗場があります。

場内には、ミニバスが随時巡回していて、
各所のバス停で待っていれば、ミニバスがやって来ます。
観光客はその都度、ミニバスに乗って移動することが出来ます。

九寨溝には、114の湖沼、47の泉、17の滝、5の湿原、11の急流があり、
全体がY字型のルートになっています。

きゅうさいこうミニバス

入口からバスに乗ると、
次々に過ぎていくものすごい色の湖沼を横目に、
Y字右側奥の、草海まで一気に登らされます。

まずは上まで登ってしまって、
下りながら、順々に観ていく感じになります。




バスを降りると、
「さささささむい~」と、寒かったです。

きゅうさいこう1

目の前には、「おー確かに蒼いな~」
という、湖が広がっていました。しかしこれは序の口です。
最初の湖を一通り眺めて、またバスに乗って次へ。




次にバスが停まった、熊猫海。

きゅうさいこう2

え?え?なにこれ?うわ~すごい!
すごい!すごい!すごーい!なんじゃこりゃ~!!!
という感じでした。

異様なまでの水の透明度に、
異様なまでの色彩です。

きゅうさいこう3

実は、このブログの写真は、いつもは彩度を調整したり、
それなりに手を加えて、見栄えを良くしております。
しかし、今回の九寨溝の写真に関しては、
最低限の補正のみで、ほとんど加工していません。
ほんとです。

何が言いたいのかというと、
このウソのような色彩は、肉眼でもこう見えるのです。

つまりこんな風に。
きゅうさいこう4

普通、ガイドブックに載っているこういう景勝地の写真って、
「どうせ3割増しでしょ?」って気持ちで見るじゃないですか。
九寨溝の写真も、そういう風に見てる人、多いと思うんですよ。

ところが九寨溝は違うんです。
写真よりも、実際の風景の方が、
遥かにモノスゴイことになっています。
ぼくの写真じゃ、その半分も伝わりません。

きゅうさいこう5

もう、意味がわからないというか、
どうしてこんなんなっちゃってるのか、
あまりにも非現実的すぎて、
信じられないんです。

これが、「決して言い過ぎではない」のが、九寨溝なのです。
そして、そういう風景が、1つや2つではなく、
もうずーっと、最初から最後まで続く、
ものすごい場所だったのです。




次の沼へは、歩いて移動しました。
バスには乗っても乗らなくてもいいのです。
バスだと通り過ぎてしまう小さな湖沼も見えたので、
歩いて移動してみました。

きゅうさいこう2-1

その時、見えた小さな沼。
どこもかしもこ、この調子です。




その先に進むと、湿地帯のようなところに出ます。

きゅうさいこう2-2

湿地帯のように見えたところは、徐々に水量が増え、
全体が浅くて広い、川のようになっていきました。
珍珠灘です。

きゅうさいこう2-3

これもまたスゴイなあ~と、思いつつ、
その先に進むと…

きゅうさいこう2-4

え?ちょっとちょっともしかして…

きゅうさいこうう2-5

その湿地帯の流れ全体が、
その少し先で、滝になって流れ落ちているではないですか!

もうすごい!すごい!すごすぎる!
なんですか、この出来すぎた風景は。
熊猫海だけでも「来た価値はあった」と思ったのに、
そのすぐ先に、こんなものすごい滝があるなんて。
参りました。この時点で完敗です。

行かなくてもいいんじゃない?なんて誰が言ったんですか!
ほんと失礼なことをぼくらは…と、
申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

きゅうさいこう2-6

更に、この珍珠灘瀑布が、美しい清流となり、
遊歩道も、清流に沿ってしばらく進みます。
マイナスイオンで癒されまくりです。




その後、いったん遊歩道が途切れます。

きゅうさいこう雪山

この辺が、Y字の分岐点にあたります。
ここからまたバスに乗って、Y字左側奥へ登ります。

バスを降りると、長海です。

きゅうさいこう長海

長海は、氷の湖でした。




長海から、またバスに乗って、
少し下ると、「九寨溝で最も美しい」という、五彩池です。

最も美しいって…、これまでだって十二分に凄かったのに、
それより美しいってどういうこと??
と、またわけがわからなくなりつつ、階段を下ります。
確かに、なんかすごいのが見えます。

きゅうさいこう階段



階段を下りたそこには、
確かに、最も美しい沼がありました。

きゅうさいこう3-1

はー…、なんでしょうこれは?

これ、フォトショップで着色したわけじゃないんですよ?

言葉を失う、というのはこういうことですね。

きゅうさいこう3-2

もう、すごいなあ~、ばっかり言ってました。
自分のボキャブラリーの貧しさに悲しくなります。

ちなみに、この五彩池の辺りは、
標高が、3000m近くあります。
高山病にかかる人もいます。
(ホテルの辺りで標高1990mあります)
ぼくらは、高山病は平気でしたが、
階段を上り下りすると、さすがに呼吸が苦しくなりました。

また本来は、もう少し水量があるんだそうです。
オフシーズン、つまり冬の間は、水量が減ってしまうらしいです。
でも、この、水の色とは思えない異様なまでの蒼さと、
白い雪とのコントラストは、冬ならではのものかも知れません。
素晴らしかったです。




この時点で、おなかいっぱいでしたが、
まだまだ先がありました。

きゅうさいこう4-1

Y字の分岐点にある、諸日朗瀑布です。

きゅうさいこう4-2

その先の湖。ここから入口まで、連続した流れが続きます。

きゅうさいこう4-3

少し先ではまた滝になり…

きゅうさいこう4-4

その流れに沿って遊歩道を進み、
流れは、ときどき小さな沼に変化しますが、
そのどれもが、いちいちエメラルドグリーンです。

きゅうさいこう4-5

マニ車が回ってたり。

きゅうさいこう4-6

更に進むと、棚田のように、
三日月形の池が幾重にも連なる場所があります。
遊歩道は、これらの池に沿って続いていきます。

きゅうさいこう4-7

もう、どれがどれだかわかりませんでしたが、
全部すごいです。

きゅうさいこう4-8

たぶん、双龍海。

これでもか!と続く、美しい色彩の数々。

きゅうさいこう4-9

芦の草の中を、蒼い川が流れていました。
そして、この辺から、バテて来ました。

きゅうさいこう4-10

かなり歩いて、ようやくみつけたバス停から、
入口までバスで戻りました。




朝10時から、夕方17時半まで、
ディズニーランドばりにたっぷりと、
九寨溝を満喫しました。

いやもう完璧でした。
こんなにすごいとは、夢にも思いませんでした。

世界遺産は世界中にたくさんありますが、
そのほとんどは、実は、TV番組の「世界遺産」で
見るだけの方が夢がある場合が多いです。

しかし、この九寨溝だけは、別次元です。
驚異的な風景の連続に、圧倒されまくりです。

初めて、「来た価値があった」と心の底から思えました。

この先も、何箇所か世界遺産を巡りますが、
果たして、九寨溝を越える世界遺産に出会えることは、
あるのでしょうか?




翌朝、8:00のバスで成都へ戻ります。
帰りのバスは大変でした。

きゅうさいこう4-11

トラックが衝突事故を起こしてて、
道がストップ。

パトカーが麓から登って来て、
トラックが動くまで、1時間以上立ち往生しました。

後に、知ることになるのですが、
実はこういうことは、中国の山道ではザラでした。
この時は、スムーズだったぐらいです。

10時間以上かかって、成都に到着。






さて、九寨溝も観光し、
一応の予定はクリアーしました。

実はこの先は未定でした。
計画時点では、成都からチベットへ行くつもりだったのですが、
チベットツアーは、あまりにも高額だった為、断念。

どうしようかと話していた頃、
にちこさんが、とある紙切れを発見します。

それは、カンボジアのシアヌークビルで出会った、
クニ君からもらった、小さなメモでした。

「中国は、理塘とか、美人谷?だっけな。あのへん良かったな~」

そう、クニ君に教えてもらっていたのでした。

ぼくらは、クニ君からもらったメモと、
ネットで見ただけの雑な情報を元に、
成都から西へ、理塘を目指して、
旅を進めることにしました。

それは、凄まじく大変で、とてもとても素晴らしい、
未知なる世界への大冒険でした。




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  1. 2010/07/11(日) 02:45:58|
  2. 中国編:貴陽、成都、九寨溝
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3

コメント

九サイコウの写真を楽しみました。私は2009年夏に行きましたが、雪の九サイコウはさぞ美しいだろうと想像しながら帰りました。四川大地震の復興がまだ終わらず、バス道路は開通していませんでした。そのため1日3万人とも言われる観光客は3000人でした。バス道路が開通すればまたまた観光客で押すな押すな、の大混雑になることでしょう。碧い碧い沼が連続して現れる、地上の楽園とはこのことだと思います。チベット族や羌族の手工芸品(特に刺繍)が色鮮やかで模様も細やかでついつい買い込んでしまいました。
  1. 2010/08/18(水) 20:39:32 |
  2. URL |
  3. 宮 彩子 #-
  4. [ 編集]

>宮 彩子さん

コメントありがとうございます!!
ぼくらは、実は現在南米にいるのですが、
いまのところ、まだ九寨溝がNo.1の世界遺産です。
(ぼくらが行ったところに関してだけですが…)
冬の九寨溝は良かったですよ!
何より、人が少ないのが良かったです。
人が多いと、また全然印象が違ってしまうかも…ですね。
  1. 2010/08/19(木) 00:29:17 |
  2. URL |
  3. ぶー #-
  4. [ 編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2012/03/28(水) 17:22:25 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

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