小さな世界一周

夫婦で世界一周!ぶー&にちこです。長らく中断していましたがブログ再開しました!☆6年前(2010)に旅した世界一周の記録です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ヘルシンキ~タンペレ:ムーミン谷へのふしぎな旅。

ヘルシンキトップ2

フィンランド共和国/ヘルシンキ、タンペレ(2010年6月7日~6月8日)

いつか来てみたいと思っていた、ムーミンの国へ。
とうとう、フィンランドへやって来ました!







イタリアのローマから、
フィンランドのヘルシンキへ。
世界周遊券の飛行機で移動しました。

結局、リコンファームは出来ずじまいでしたが、
11:25発が11:20発に変更されていただけで、
問題なく乗れました。

ヘルシンキ機内

フィンエアーの機内食は、3時間の短いフライトだったので、
トマトとチーズとハンバーグのサンドの軽食でした。
なかなか美味しかったです。




ヘルシンキの空港を降りて、
市バス651番で市内へ向かえます。

ヘルシンキ空港バス

バス運賃は、バス乗場の自動券売機で買うと1.8ユーロ(約200円)で、
車内で買うと2.5ユーロ(約280円)です。

ヘルシンキ空港バス 2

バスの車窓から見えるアパートも、
すでに北欧デザインの世界です。




バスは、ヘルシンキ中央駅近くの広場に到着。
そこから、駅の脇のトラム乗場まで歩き、
4番トラムに乗って、予約しておいたユースホステルへ。

ヘルシンキトラム

このユースホステルは、良かったです。
なにが良かったって、スタッフの対応。
迅速で融通がききました。

ヘルシンキユース

実は、ぼくらの部屋の蛍光灯が切れていて、
ベッドの枕元の明かりしかつかなかったんです。

それをレセプションに言ったら、
すぐに部屋に確認しに来て、でも直せなかったので、
代わりに、有料の朝食を無料でサービスすると言ってきたんです。

ぼくらは、別に朝食はいらなかったので、
有料のWIFIを使わせてもらうのはダメ?って聞いたら、
OK!と言ってくれて、逆に得しちゃいました。

なかなか、こういう融通のきく宿ってないんです。

WIFIやキッチンは有料だけど、
共同のシャワーやトイレはとてもキレイで、
お湯もフツウに出るし、このユースはオススメです。




宿に荷物を置いてすぐに、
外を散策しに出かけてみました。

ヘルシンキ町並み

宿のすぐ近くの町並み。

ヘルシンキ港

少し歩くと、港があります。ここは多分あれですね。
「かもめ食堂」で、もたいまさこが電話してたとこ。

かもめはたくさんいます。




宿から、ヘルシンキの街の中心まで歩いて15分ぐらいです。

ヘルシンキ町並み 2

中心部には、北欧デザインを代表するショップがあります。

ヘルシンキイッタラ

フィンランドのみならず、北欧デザインを代表するブランド、
iittala(イッタラ)の本店。

なかなか見応えがありました。
食器類だけでなく、BIRDSなどのガラス工芸品が
たくさん展示されていたんです。
日本ではこれだけの量が見れるとこはないですよね。
買わなかったけど。
でもやっぱり、日本で買うより2~3割安いみたいでした。

ヘルシンキマリメッコ

もうひとつ、marimekko(マリメッコ)もあります。
この2軒はすぐ近くにあるんです。

ここも、すごーく良かったです。
買わなかったけど。笑
marimekkoって、すごいんですね。
日本のショップ見ても面白さがわからなかったけど、
ここは、品数も種類もすごくて、子供服もたくさんあって、
marimekkoってこんなにかわいいのか!と思いました。

この2軒は、買い物しなくても、のぞいて見る価値あります。
店の中をぐるりとまわるだけでも、
ヘタなギャラリーよりよっぽど面白いと思います。




アカデミア書店。

ヘルシンキアカデミア書店

ここも「かもめ食堂」スポットですね。

ヘルシンキアカデミア書店 3

建築家アルヴァ・アアルトがデザインを手がけた本屋さん。

ヘルシンキアカデミア書店 2

ムーミン本もたくさん。

「かもめ食堂」では、片桐はいりが小林聡美に
「ガッチャマンの歌」の歌詞を聞くところがここ。

そのシーンに使われた、アアルト・カフェは、
映画に登場した時より規模が縮小されてました。




港の方に戻ると、市場がありました。
野菜や果物も売ってましたが、ほとんどが観光用お土産で
面白くないです。

ヘルシンキ市場

オールドマーケットです。
ここはちょっと楽しみにしてたんですけど、ここもダメでした。
観光用ですね。




ヘルシンキは、いつも曇りがちでしたが、
なんだか雰囲気はとても良かったです。

物価は高いと聞いてましたが、
確かに高いけど、スーパーの食材なんかはそうでもなくて、
ローマなんかより安いぐらいでした。

ヘルシンキスーパー

ユースに泊まって自炊すれば、
バックパッカーでも充分滞在出来ると思います。

ちなみにヘルシンキのスーパーの目玉はコレ!

ヘルシンキポテチ

300gのビッグサイズポテチです!
これで2.88ユーロ(約330円)!お得!




さて、ぼくらがフィンランドに憧れ、
いつか絶対来てみたいと思っていた、その理由は、
ムーミンです。

ぼくもにちこさんも、ムーミンが大好きなのです。

ムーミン…と言うとアニメ化された日本のムーミンが
思い浮かぶ方が多いと思いますが、
ぼくらが好きなムーミンは、アニメのムーミンではなく、
(日本のムーミンアニメももちろんすばらしい作品です!)
あくまでも、トーベ・ヤンソンによる原作の方のムーミンです。

正確に言えば、トーベ・ヤンソンの描く、ムーミンの絵が好きなのです。
ムーミンの原作の挿絵をご覧頂けるとわかりますが、
ヤンソン自身が描いている挿絵は、とてもとてもすばらしいです。

フィンランドには、このトーベ・ヤンソンの美術館があり、
そのすばらしい挿絵の原画が展示されているのだと、
ぼくらは結婚するだいぶ前に知り、いつか行ってみたいと思っていたのです。

ちなみに…
原作のお話の方は、読んだことがある方はわかると思いますが、
かなり奇妙奇天烈です。笑

にちこさんは、いつだったか「ムーミンパパの思い出」を読んで、
「ムーミンパパって人殺しじゃないの!」って言ってました。笑




というわけで、憧れのトーベ・ヤンソン美術館へ!

ヤンソンの描いたムーミン挿絵の原画は、
タンペレという町の図書館に併設された、
ムーミン谷博物館に展示されています。

ヘルシンキ駅

ヘルシンキからタンペレへは、電車で2時間ちょっとです。

ヘルシンキ駅 2

電車のチケットは、心配だったのであらかじめネットで予約してました。

フィンランドの電車は、行き先が同じでも、
なんだかいろんな種類の電車があって、値段もまちまちです。
なので、節約しようと思うなら、ネットでちゃんと比較して買った方が良いです。

9:19に出発して、11:30頃タンペレに到着。

ヘルシンキの宿は一度チェックアウトしてきたので、
バックパックを背負ってタンペレまで来たのですが、
フィンランドの駅には、巨大なコインロッカーがあり、
バックパックもロッカーに入れられます。

タンペレ駅

4ユーロ(約450円)でした。




タンペレも、キレイで落ち着いた感じの良い町でした。

タンペレ町並み

駅から20分ほど歩くと…

ムーミン谷博物館

着きました!
ここが、ムーミン谷博物館のある図書館です!

まさか、こんなに早く夢が叶うとは…。
世界で唯一、ぼくらが絶対に来たかった美術館です。

ムーミン谷博物館2

ムーミン谷博物館!

ムーミン谷博物館3

よっぽど日本人観光客が多いのでしょう。
館内で貸してもらえるガイドブックは、
日本語版もありました。




残念ながら、中は撮影禁止だったので、
写真はありません。

ムーミン谷博物館4

展示スタイルは、かなり子供向けでしたが、
展示されていたヤンソンの原画は、
どれもこれもほんとーにすばらしい作品ばかりでした!
見に来れてよかった!

作品展数もかなりの数で、
よく日本のデパートの催事場で開催されている、
ムーミン展とは内容が違います。

ムーミンの原作の挿絵そのものが、
相当数展示されていました。
やはりムーミンファン、トーベ・ヤンソンファンは必見です。

驚いたのは、実際の原画の「小ささ」です。
それほど大きな絵ではないだろうとは思っていましたが、
ほとんどの絵が、文庫本サイズよりも小さい、
メモ帳ぐらいのサイズの紙に描かれていました。

ムーミンの原作文庫本に印刷されている挿絵は、
ほとんど実寸ぐらいかと思います。それぐらい小さかったです。




ムーミン谷博物館には、もちろん、
ムーミンショップもありました。

ここではちょっと買い物して、
絵はがきを送ったりもしました。

ムーミン谷博物館5

商品を入れてくれたフクロ。

しかし楽しかったです。
ムーミン谷博物館。

トーベ・ヤンソンファンは、
死ぬまでに一度は巡礼すべき、聖地ですね!




さて、実際はこのタンペレから、
その日のうちに、更にトゥルクまで移動したんです。

トゥルクには、北欧雑貨の骨董品屋がたくさんあり、
そのトゥルクを拠点にして、あのムーミンワールドがある、
ナーンタリに足を伸ばしました。
その話は、また次回。

そしてその後、もう一度ヘルシンキに戻ります。

という感じで、話は前後しますが、
再び、ヘルシンキ。




ヘルシンキに戻ったぼくらは、
まだ見ていなかった、「かもめ食堂」へ。

「かもめ食堂」へ行く途中、偶然見つけたのがココ。

ヘルシンキムーミン展1

なんと、ムーミンの65周年特別展がヘルシンキで開催されていたのです。

ヘルシンキムーミン展2

この展覧会にはなんとなんと、
トーベ・ヤンソンのムーミン絵本「ムーミン谷へのふしぎな旅」の、
ラフ原画が展示されていたのでした!

ヘルシンキムーミン展3

展示されていたのは、実際絵本に使われた最終稿ではなく、
最終稿にたどりつく前に描かれたものばかりで、
おそらく、画集などにも収録されてないものでしょう。

この絵本は、ムーミン絵本の中で、ぼくが一番好きな絵本です。
なんともラッキーな巡り合わせでした。

ヘルシンキムーミン展4

絶版の古いムーミン本なんかも展示されていました。

その奥には、
子供たちが遊べるような展示がされていました。

ヘルシンキムーミン展5

かなりしっかり作られていて、
こちらもなかなかでした。




その展覧会を見た後、
古本屋に立ち寄りました。

ヘルシンキ古本屋1

ここも「かもめ食堂」に行く途中です。

ここは、インフォメーションで教えてもらった古本屋さんでした。
インフォのおじさんオススメの古本屋さんです。

おじさんオススメの古本屋は、
確かになかなかの古本屋さんでした。
品揃えもイイ感じで、店内の雰囲気もすばらしかったです。

ぼくは、トーベ・ヤンソンの本がないか聞いてみました。
すると、3冊出てきました。

ヘルシンキ古本屋2

どれも、日本じゃ見たこともないものばかり。
大判の2冊は、画集と展覧会の図録で、
左手前のハードカバーは、なんと「ムーミンパパの思い出」の
初刷本でした。

ぼくは、この「ムーミンパパの思い出」の初刷本を買いました。
ちょっと高かったですが。

この旅のどこかで、
何冊か良い古本を買って帰りたいと思っていたので、
ようやく1冊見つかったわけです。




で、ようやく「かもめ食堂」。

かもめ食堂

「かもめ食堂」はこんな感じでした。
中には入りませんでしたが、現在も営業中です。
(かもめ食堂としてではありませんが)




そんな感じで、
ムーミンを満喫中のフィンランドです。
ぼくらのフィンランドの旅は、もう少し続きます。




フィンランドは、なかなかスゴイ国でした。

フィンランドに限りませんが、北欧の国は福祉国家です。
税金が高い代わりに、小学校から大学までの学費が無料で、
病院の費用のほとんどが無料、もしくは格安なんだそうです。

フィンランドに来てみるまでは、
そういったことを漠然と知ってはいたものの、
「税金が高いんだから当たり前」ぐらいにしか思ってませんでした。

でも、実際に来てみて、
これはスゴイことかもしれないと思いました。

よく考えれば、このシステムは、
学費はもちろん、「老後の心配」がないのです。

ぼくらの住む日本では、
結婚して子供が出来たら、子供の学費を貯蓄し、
子供が大学を卒業して就職した後は、
老後のために、それなりに貯蓄を考えなくてはなりません。

福祉国家では、それがないわけです。

あくせく貯蓄をしなくても、
子供を育て、病気や老後のの心配をしなくて良い「保障」があるわけです。
極端な話、どんな人でも貯蓄をせずに、最低限は暮らせるわけです。

するとどうなるか?

思うに、「余裕」が生まれると思うのです。

フィンランドは、近年まで、
「世界で最も政治家の汚職が少ない国」だったのだそうです。
(現在は若干その傾向が弱まって来てしまっているらしいですが…)

将来、年金がもらえるかどうかもよくわからない日本と違い、
税金を納めても、それが不当に運用されない国というわけです。

そういうところからも、「余裕」がうまれているように思います。

ヘルシンキの街中では、
若干貧しい身なりのおじさんが、
電動の車イスで走っている姿をみたりしました。
おそらく国から支給された車イスですよね。

また、電車の窓から見ただけですが、
田舎の方でも、駅や町の様子に、都市部との格差がないように思えました。

きっと、人々の暮らしにも格差が少ないのでしょう。

フィンランドの人々の心にうまれる「余裕」は、
日本の消費社会にうずまく様々なくだらない欲望とは逆に、
人々の暮らしを本来の意味で豊かにしているのだろうな~
と思いました。

国のシステムが、人々の暮らしを豊かにしている国、
そういう国が存在するんだということを、
フィンランドに来て知りました。




日本も豊かな国ですが、
残念ながら、それはあくまでも経済的な面のみだと思います。

異常なまでに発展した消費社会は、
日本の人々の心に「余裕」を与え、暮らしを豊かにしているとは
ぼくらには思えません。

逆に、飽和しすぎた日本的な豊かさは、
人々の心を歪めてしまっているように思います。

そういう意味で、
フィンランドという国はスゴイ国だ、と思いました。

いつか、フィンランドだけでなく、
他の北欧の国々にも行ってみたいと、
そう思いました。




そんなことも考えつつ、
ぼくらはフィンランドのムーミンを満喫していました。

次回は、フィンランドでムーミンを楽しむなら
絶対に行かなくてはならないもうひとつの場所、
ムーミンワールドへ行きます。




にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

ブログランキング投票1日1回クリックご協力お願いします!

  1. 2010/11/09(火) 03:52:10|
  2. ヨーロッパ編:フィンランド
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://littlesekai1.blog99.fc2.com/tb.php/96-1abfa7e1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。