
ラトビア共和国/ツェースイス(2010年6月13日~6月15日)
エストニアからラトビアへ。ちょっと郊外に行ってみたくて、
ツェースイスという小さな町へ行ってみました。
ヨーロッパの国々で、
それぞれの中心となる街々は少なからずつくりが似ていて、
いくつも国をまわっていると、どこかどこやら、
わからなくなってきます。
広場があって、教会があって、古い建物が並んでいて…。
もちろん、それぞれに個性はあるのですが、
最初のほうに訪れた国で受ける新鮮な印象は徐々に薄れ、
はっきり言って飽きてきます。
なんか、どこ行っても同じじゃん、なんて思い始めるのです。
ぜいたくな話しですけどね。
でも、長期でまわってる人はきっと、
少なからず同じように感じてるはず。
そんな気分もあって、
ちょっと、中心地じゃないとこに行ってみようかと、
ネットで検索して見つけたのが、ツェースイスでした。
まずは、エストニアからラトビアへ。
タリンの旧市街から、市バス17Aに乗って、
バスターミナルへ向かいます。

タリンからラトビアのリーガ行きのバスに乗るわけですが、
ちょうどそのタイミングだったバスは、高いバスでした。
EUROLINE社で、1人290EEK(約2000円)。
高いですけど、このバスはスゴかったです。

なんと、車内にWIFIが飛んでてネットが出来るんです。
席に電源もあって、車内でメールしたりしてました。
10:00発のバスで、ラトビアのリーガに到着したのが14:15。
リーガのバスターミナルで乗り換え、
そのままツェースイスへ。

ツェースイスまでは、1人2.6ラッツ(約440円)、約2時間。
15:00発のバスに乗れました。
バスは、ツェースイスの鉄道駅の前に到着します。
ネットで調べていたとおりに、駅の線路に出て、
線路を越えて向こう側へ渡ります。

20分ほど歩くと、目当ての宿に到着。
調べてあった、ツェースイスの宿は、
なぜか、団地の中にあるんです。

予約してなかったけど、
3人部屋を2人料金で泊まれました。2人で15ラッツ(約2550円)。
トイレは部屋のドアの脇ですが、
シャワーとキッチンは共同です。
宿の中も団地みたいで、
なんだか不思議な感じでした。
わざわざ来てはみたものの、
ツェースイスは、想像以上にな~んにもない町でした。笑
ネットにも、たしかに「何もない町」とは書かれていたのですけれども。
まあ、たしかに素朴で、小さな町で、
観光客なんて数えるほどしかいなくて、
住宅地の周辺には、森の公園や、池があったりして、
散歩するには良い場所です。

駅むこうの、旧市街は小さく、
ぐるりとまわっても30分かかりません。

宿の近くの住宅街は、緑が多く、
かわいらしい家も多いです。

車道沿いですが、キレイな池があります。

池の向こうには、
いい感じの森の公園があります。
にちこさんは、道ばたのレンゲをつんで、
花輪を作ってました。

ぶーさんの頭の上に乗っけてみたり。

ツェースイス城の池です。

ここのカモは、エサくれると思って、
やたらと寄ってきます。
お城の中は有料だったから入らなかったけど、
ここもまあまあでした。
駅のそばに小さな市場もあります。
市場もいい感じでした。

観光向けではない、ヨーロッパの地元の市場って感じです。
ただ、東欧って物価が安いイメージがあったけど、
もうそれほど安くもないっていうか、むしろ高いものもあります。
たぶん、数年前までは、もっともっと安かったんでしょうけどね。
もう、東欧は安くないみたいです。
こうして写真だけ見ると、悪くない感じに見えますけどね。笑
でもね、来てみるとわかるんですが、
やっぱり、な~んにもない町なんですよ。
写真ウツリがイイ町なんでしょうかね。
ぼくらも、ネットで写真見て、つい来ちゃったわけですものね。
何がつまんなかったのか…、
改めて写真見ながら考えてみたんですけど、
「あまりにも平均的一般市民の住宅地すぎた」のかもしれません。
だから、イマイチに感じたのかなあ。
もう少しだけ田舎だったりすると、
印象違ったのかもな~なんて。
でも、アレですね。
たぶん、ぼくらがイメージしてたのは、
またトルコのベルガマだったのかも。
ベルガマみたいな場所を求めて来ちゃったから、
ちょっと違うな~って思っちゃったのかもしれないです。
まあ、そんな感じでした。
ツェースイスでも、外食はせずに、
団地の宿のキッチンで自炊してました。

スーパーは、駅の裏手にあります。

あいかわらず陽は長いので、
外は明るいですけど、夕飯です。

朝食はこんな感じ。
それから、このツェースイスで見つけた、
絶品の一品がコレ。

ホワイトチョコレートクリームです。
パンとかにつけるチョコクリームのホワイトチョコ版。
これはもう最高でした。
めっちゃ美味しかったです。
夜のお菓子がわりに二人でなめてたら、
数日でなくなりました。こんなに入ってたのに。
というわけで、
ツェースイスはそんな感じでした。
次回は、リーガです。
ツェースイスに来るためにバスを乗り換えた、
ラトビアの首都に戻ります。

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